50歳から始める!ロードバイク入門!!

人生100年時代。始めるのに遅いことなんか何もない。たとえばロードバイクだって。今日から一緒にロードバイクのある生活を始めましょう。

自転車の種類について(5)ミニベロ編

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本格的なサイクリストを目指しているわけではないけれど

ママチャリ・パパチャリじゃなくて

もう少しスポーティーな自転車に乗りたい

という方は

「ミニベロ」に興味をもっているかもしれません。

 

そこで、今回は「ミニベロ」について解説してみたいと思います。

仕様に見るミニベロの特徴

「(ママチャリ・子供車ではない)20インチ以下のホイールの自転車」

これが「ミニベロ」のすべてです。

「小径車」とも呼ばれます。

 

ロードバイクを小径化したような

ドロップハンドル、デュアルコントロールレバーキャリパーブレーキのものも

クロスバイクをを小径化したようなものも

 

ツーリング車を小径化したような

ワイドタイヤ、革サドル、カンチレバーブレーキのものも

 

シングルギヤのものも

折りたたみも

 

19800円のものも

 

”お城製モールトン”みたいな100万円超のものも

 「AM-GT Mk.3」の画像検索結果

 

みんな「ミニベロ」です。

これらは不思議なことにロードバイクとかクロスバイク

という分類をしません。

(「ミニベロロード」とかいう時もありますが、一括りで「ミニベロ」という方が圧倒的に多いようです。)

用途に見るミニベロの特徴

見た目もオシャレで

取り回しのよいミニベロは

大きな(700c)ホイールのロードバイククロスバイクは「ガチ」過ぎて。

という方に人気のようです。

 

【メリット】

 ①おしゃれ

 ②小回りがきく

 ③ストップアンドゴーに有利

 

小さいホイールサイズがかわいさを演出したり

反対に前三角の作り出す空間の大きさが

クラシカルなレーシーさを醸し出したりと

絵になるバイクです。

 

またホイールサイズが小さいということは

慣性が小さくなってこぎ出しが軽く

信号の多い街乗りでは

ロードバイククロスバイクより楽だといえます。

 

【デメリット】

 ①意外に小さくも軽くもない

 ②長距離には不向き

 ③オシャレだけに…

 

ミニベロという名前と写真で見る印象から

「小さくて軽い」というイメージを抱きがちですが

フレームの大きさはほぼ変わらず

ホイールの大きさ分、前後に短い程度です。

また重さも全体的にロードバイクの方が軽いです。

 

こぎ出しが軽い反面スピードがのりません。

ロードバイクと同じ回転数で同じ速度を出すためには

かなり大きめの前ギヤが必要です。

慣性が小さいので脚を止めると減速するのがはやいです。

タイヤの減りも早いです。

 

そして最大の難関は「オシャレ」。

ほかの自転車に比べ着るものが遙かに難しいと思います。

たとえばロードやクロスはジャージ(レーサージャージではなく普通の)でも

なんとか見られますが

ミニベロはちょっと無理。

 

また時々サドルが低いミニベロに乗っている方を見かけますが

それもバツ

ポジションにも普通の自転車以上に気を遣うと思います。

 

【まとめ】

ミニベロは一見手軽そうに見えるのですが

実は自転車選びから

ファッション

乗り方にまで高いセンスを要求されます(と思います)。

 

またロングライドイベントやレースにも特別な配慮が必要です。

(走行性能だけでなく規則やチューブ・タイヤの融通などで)

 

ですから自転車のことがよくわかってきて

はっきりしたビジョンが見えてきてから手を出すべきかな

と思います。

 

もちろん「自分の気に入った自転車を選ぶ」というのが第一義ですから

惚れ込んだ一台があれば

それを買っちゃうべきなのは間違いありません。

 

ミニベロについても

今後機会を作って書いてみたいと考えています。

 

over50roadbikers.hatenablog.com